イタリアピザ
イタリアでは、専用の竃が必要なことから普通の料理店では作られず、ピッツェリアで供される。一品でも様々な食材を載せバリエーションも豊かで、栄養バランスがいいことから軽食として夜食に食べられることが多い。なおイタリアの農業省は2004年5月25日に国内のピッツァ専門店に対して「伝統的なナポリピッツァ」の規定を示し、同国内ではスローフードとしても親しまれているピッツァの伝統を残す動きも見られる。 2009年にはピッツァの自動販売機が設置された。
具材による分類
- マルゲリータ(Margherita、マルガリータ)
- モッツァレッラ、バジル、トマトソース。1780年ごろに創業したナポリのピッツェリア「ピエトロ...エ・バスタ・コジ」(Pietro... e basta così、現ピッツェリア・ブランディ Pizzeria Brandi)のピッツァイオロ(ピッツァ職人)であったラファエレ・エスポジト(Rafaele Esposito)が、1898年にウンベルト1世とマルゲリータ王妃夫妻を迎えるためにイタリア国旗の赤・白・緑を表現したピッツァを作ったといわれる。この説に対して同様にナポリの老舗ピッツェリア「ピッツェリア・アンティカ・ポルタルバ」(Pizzeria Antica Port'Alba)では、店頭でも起源はもっと古いと公に反論し議論が絶えないなど、ナポリ文化に深く根ざしたピッツァでもある。
- マリナーラ(Marinara)
- 船乗り風。ニンニク、オリーブ油、トマトソース。
- クワットロ・フォルマッジ(Quattro formaggi)
- 4種のチーズ。
- クワットロ・スタジョーニ(Quattro Stagioni)
- 具材に四季の幸を使っている。
- ボスカイオラ(Boscaiola)
- 木こり風。山の幸である茸が使われている。
- ロマーナ(Romana)
- ローマ風のピザ。
- ナポレターナ(Napoletana)
- ナポリ風。ナポリピッツァでは無い。
形状による分類
- ピッツァ・ナポレターナ(Pizza Napoletana)
- 麺棒を使わず手で伸ばすため円形で中心部が薄く縁が厚いのが特徴。
- カルツォーネ(Calzone)またはピッツァ・リピエナ(Pizza Ripiena)
- 円形のピッツァを二つ折りの半月形にして焼いたもの。半球状に膨らむ。
- シチリア風ピッツァまたはスフィンチョーネ(Sfincione)
- 四角形のピッツァ。